魔法科高校の劣等生(3)に関する覚え書き
取り敢えず、今月出たばかりの『魔法科高校の劣等生(3)』を読了。
- 作者: 佐島勤,石田可奈
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2011/11/10
- メディア: 文庫
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おそらくは誤字に気付いたので書き置きしておく。
同書、初刷16P13行目当たりに…
位が十ポイント、アクセル・ボールとアイス・ピラーズ・ブレイクは四位から六位までの順位が決まらない
…とある内、「アクセル・ボール」が該当する。
Web版では確かに「アクセル・ボール」だが、電撃文庫版では「クラウド・ボール」に改められている。
他にも同様の箇所があるかもしれないが、この巻頭の競技説明の書き出しは書籍化の際に改めて記述されたかと思うが、その後の名称変更の際に改訂し損ねた分と思われる。
前世紀の肉筆で原稿を書いていた頃なら兎も角、今時のデジタル原稿なら、一括して置換するか少なくとも念の為検索してみるくらいはしても良かったかと思う。
小説本文ではない為チェック漏れもあったのだろうが、自分だけで記述して上梓するWeb小説ならいざ知らず編集者や校正もいる出版社が出しておいて何事かと言いたい。
―言いたいが、単語がこのシリーズ独自の用語である為、校正も見落としたのであろうなという内部事情は推測できる。
入稿がギリギリでもあったのか、編集が気付かないのも、うっかりさんであるとし見なかったことにすべきだろうか?
いずれにせよ、増刷時には直っていることを期待する。そう思えば、初刷は貴重なのか?
夏に出た1・2巻目の上下編は、部数を絞りすぎていて直ぐ増刷が掛かっていたようだが、今回は直ぐになくなったようでもないようだ。少なくとも、購入したその手のショップでは発売開始後1週間を経ても平台に幾つかの山を作るくらいには残っていた。
400ページ越えとどちらかと言えば厚い方だが、平行して「境界線上のホライゾン」を読んでいる所為か、薄いと感じてしまうのはどうだろうか。そう書き記すのは、後書きを読んだからではあるが…。